七五三の1日のスケジュールって、どうなっているのかなあ?何だか忙しそう…。
そうね、七五三当日は、ちょっと慌ただしい一日になるかも。でも、スケジュールを工夫すれば大丈夫!たとえば、写真撮影を前撮りにしたり、お参りの場所を近所にしたりね!
そうなんだ!スケジュールを工夫すれば、七五三当日は、少し余裕ができそうね。じゃあ、七五三の準備って何をすればいいの?
当日に慌てないためにも、事前準備がとても大切なの。こちらの記事で確認してね。
お子さんの成長を祈願する七五三。何となくは知っているけれど、七五三の準備って何をすればいいの?どんなスケジュールでやればいいの?と、直前になって慌ててしまう方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、七五三の一日のスケジュールや必要な事前準備、また、費用などについて、ご紹介しようと思います。
色々とやることが多く、何ヶ月も前から準備を進めなければならない七五三。こちらの記事を参考にして、準備万端に、お子さんが笑顔で過ごせるような七五三の一日にして下さいね。
七五三の事前準備
七五三は、お子さんの成長を祈願する家族にとって大切な行事だけに、準備は万端にしたいところですよね。七五三当日に慌てないように、以下にあげる事前準備をしておきましょう!
- 衣装を準備する
- 写真の前撮りをする
- お参りする場所を決める
- 食事会の準備をする
- 着付け・ヘアメイクの予約
- 当日の持ち物の準備をする
- 衣装を準備する
七五三の主役はお子さんです。まずは、お子さんの衣装を決めます。
男の子は、「羽織袴」です。
女の子は、3歳では小さい「三つ身」の着物。帯を結ばず、袖なし襟付きの「被布」をはおります。
7歳では「四つ身」の着物。丸帯を結び、帯締めは大人と同じ組み紐を使います。着付けの手間を省いたり、着崩れしにくい「作り帯」でもOK。
和装の場合、足元は草履になります。足袋もお忘れなく準備して下さいね。
子供の正式な衣装は、上記の通りですが、慣れない和装で一日過ごすのは、お子さんにとってしんどいかもしれません。写真館などで和装姿を撮影し、お参りや会食は洋装で、というご家族も多くいますよ。
最近は、着物風のワンピースや、脱ぎ着しやすい和装風のスーツスタイルもあるようです。お子さんが一日笑顔でいれる衣装を選んであげられるといいですね。
また、パパ・ママの衣装の準備もしておきましょう。スーツ・ワンピース・着物とさまざまですが、大切なのは、お子さんが主役であるということ。お子さんに華を添えるような服装を心がけましょう。
パパ・ママで色合いをそろえたり、お子さんが引き立つような色柄を選んだりすると、家族で並んだときに、お子さんが主役のすてきな家族写真が残せますよ。
- 写真の前撮りをする
七五三当日は、着付け・ヘアメイク・お参り・食事会などやることが多く、とても慌ただしいです。あらかじめ、写真だけ撮っておくと、当日のスケジュールが無理のないものになります。
写真スタジオのお得な前撮りや後撮りプランがありますので、上手く利用してみて下さい。
- お参りする場所を決める
七五三のお参りをどこでするのか決めておきましょう。住んでいる場所の近くにある神社(氏神様)にお参りすることが多いですが、最近では、少し遠くても、有名な神社でお参りするケースも増えています。祈祷の予約もお忘れなく。
- 食事会の準備をする
七五三当日は忙しいので、料理の手間を考えると、自宅で食事よりは、外食でお祝いすることが多いです。祖父母も一緒の食事会なら、料亭やホテルの和食処を選んではいかがでしょうか?
11月、七五三シーズンは、とても混みあいますので、事前の予約を必ずしましょう。
とは言え、七五三の食事会に決まりはありません。家族だけで外食に行く場合は、主役のお子さんの希望が叶うお店でもいいですね。ファミリーレストランや焼肉、回転寿司など、お子さんが笑顔になれるお店を選んであげて下さいね。
自宅で料理を振る舞う場合は、せっかくなので、いつもより少し豪華な料理を用意してあげられるといいですね。
- 着付け・ヘアメイクの予約
衣装をレンタルするのなら、前撮りした写真スタジオでやってもらえるとラクです。それ以外は、近所の美容院で、着付けやヘアメイクの予約をしておきましょう。着付けが得意な身内の方がいれば、頼ってみるのもいいですね。
- 当日の持ち物の準備
当日慌てないように、前日までに準備を済ませておくとよいでしょう。カメラの充電やバッテリーなど、バタバタしていると忘れがちです。大切なお子さんの記録が撮れない…なんてことがないように、必ず準備しておきたいですね。
<前日までにしておきたいこと>
- カメラ・ビデオカメラを準備
- 初穂料(新札)の用意
- 交通手段の確認
- 当日のタイムスケジュールの確認
<当日の持ち物>
- 着替え・・・慣れない和装の着替え用に。お参り後の食事会は、洋服が安心です。
- 履きなれた靴と靴下・・・慣れない草履の変えに。
- 初穂料・・・神社ですぐに出せるように、手持ちバッグに入れておきましょう。
- カメラ・ビデオ・・・予備のバッテリーやSDカードなども準備しておくと安心です。
- ハンドタオル・・・着物の帯が下がってきたときに、胴と帯に間に挟みます。
- クリップ・洗濯ばさみ・・・着物でトイレに行くとき、裾や袖を留めておくのに便利です。
- ヘアピン・・・セットした髪がくずれてしまうことも。
- ストール・・11月は肌寒いこともあります。一枚あると便利です。
- 飲み物・ストロー・・・着物を着ていると体力を使うので、適宜水分補給を。
- 軽食・・・長丁場の七五三。着物を汚さずに食べられる一口サイズの軽食を用意しておきましょう。
- 食事エプロン・・・衣装を汚さないために持っていきましょう。
七五三の1日のスケジュール!
何ヶ月も前から準備を進めている七五三。当日一日の流れは、どのようになっているのでしょう?当日はとても忙しいです。事前に一日の流れを把握しておきましょう。
具体的なスケジュールを組んでおけば、時間に余裕を持たせることができますよ。
一日ですべて済ます場合は、「ヘアメイク→着付け→記念撮影→参拝→食事会」の流れが一般的。兄弟姉妹がいたり、遠方の神社へ参拝したりする場合だと、かなり慌ただしいかもしれません。
午前中に写真撮影とお参り、お昼からは食事会というスケジュールが、一般的ですよ。
お参りは、近所の神社にするのが基本ですが、希望の場所でも構いません。神社だけでなく、お寺でも七五三の祈願をしてくれます。
しかし、有名神社などは移動に時間がかかったり、混んでいたりすることもあるので、お子さんの負担にならないように配慮したいですね。
七五三当日にかかる費用の相場は?
七五三はお祝い事なので、どうしても費用がかかります。衣装代・ヘアメイク代・写真代・食事代…総額を見てびっくり!なんてこともあるかもしれませんね。
ここでは、総額はさておき、七五三当日かかる費用について触れておきたいと思います。忘れないようにを準備しておきましょう。それぞれの相場も記載していますので、参考にしてみて下さいね。
- 初穂料(祈祷・千歳飴など記念品)
七五三では、神社やお寺で祈祷をしてもらいますが、そのために、「初穂料」や「玉串料」と呼ばれる祈祷料を包んで渡すことになります。
初穂料・祈祷料の相場は、5千円~2万円程度です。
金額に幅がありますが、多ければ良い、少なければ悪いということはなく、お子さんのためにどのくらい包むかを考えましょう。
神社によっては、七五三の祈祷料の目安を公式サイトに掲載していることもあります。また、祈祷予約の際に、やんわりと、金額を聞いてみるのもいいですね。
また、兄弟で一緒に七五三の祈祷をするときは、お子さんの人数分の用意が必要ですよ。
- 着付代、ヘアメイク代
着付けやヘアメイクの相場は、それぞれ5千円~1万円程度です。
日本髪を結ったり、メイクをしっかりしたり、ママの着付けも一緒にするかどうかでも、費用は変わってきます。また、美容院によっても値段はまちまち。事前に費用を確認しておけば、当日慌てないで済みます。
また、写真スタジオや呉服店などで着物レンタルをした場合、当日の着付けやヘアメイクがセットになるプランもあります。それでも、5千円程度かかるのが一般的です。
着付けがお得意な身内の方に着付けをお願いしたり、ママがヘアメイクをすれば、費用は抑えられますよ。
- 食事会の費用
七五三では、家族や祖父母、親戚でお祝いの食事会をすることが多くあります。人数が多ければ、それだけ食事代もかかりますので、考慮しておきましょう。
食事会の費用は、外食をするか、自宅で調理するか、ケータリングやデリバリーを利用するか、どんなお祝い善にするか、といった点で大きく異なります。
一般的には、1人あたり3千円~6千円程度の食事にしている傾向がありますよ。和食処やホテルなどの会席料理なら、1人あたり6千円~8千円程度は、みておいたほうが良いでしょう。
また、お祝いの席だからと、ついついアルコールをたくさん飲む方がいることも!更に、費用がかかることも視野に入れておきましょう。
気になる費用の支払いですが、かわいい孫のために祖父母が負担してくれる、なんてこともあると思います。ですが、基本的には、食事会を主催するのは、パパとママ。祖父母が支払いをしてくれたら、感謝の気持ちを伝えるのを忘れないようにしたいですね。
- 交通費(遠方の場合)
遠くのお寺や神社に行くなら、交通費がかかります。
前撮りはしておこう!
七五三当日は、着付け・ヘアメイク・お参り・食事会・・・やることが多く、朝からバタバタと、とても忙しいです。また、写真スタジオに移動するときには、お子さんが疲れてしまうこともあり、良い笑顔の写真が撮れないかもしれません。
そのため、余裕のある日に、写真を撮るのがおすすめです!
最近は、写真スタジオの前撮りや後撮りプランを利用して、参拝とは別の日にゆっくり写真を撮る人が増えていますよ。
まとめ
七五三の一日のスケジュールや、必要な準備、また、費用などについて、ご紹介してきました。
七五三当日の一日の流れは、「ヘアメイク→着付け→記念撮影→参拝→食事会」が一般的。長丁場になりがちな七五三です。記念撮影は、余裕のある別日に、写真スタジオの前撮りや後撮りプランを利用するのがおすすめです。
七五三は、衣装の準備や、着付け・ヘアメイク・食事会・祈祷の予約など、何カ月も前から準備しなければいけないことがたくさん!当日に慌てないように、段取りよく準備を進めていきたいですね。持ち物は、事前にチェックリストなどで確認しておくと安心ですよ。
お祝い事なので、どうしても費用はかかってきます。写真スタジオなどで衣装をレンタルする場合は、先払いをすることもありますが、七五三当日にも、着付けヘアメイク代・初穂料・食事代・交通費などの費用が発生しますよ。あらかじめ、準備しておきましょう。
色々とやることが多く、準備がとても大変な七五三。ですが、写真撮影を別日にしたり、お参りを近場にしたり、スケジュールを工夫することで、お子さんに負担のない一日が過ごせると思います。
お子さんの健やかな成長に感謝して、家族の思い出に残るすてきな七五三にして下さいね^^
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