RSウイルス感染症って知っていますか?
冬は感染症にかかりやすい季節です!
前回の記事では、インフルエンザについてご紹介しました!
今回の記事では、まいにちスクスクで放送されていた「冬にかかりやすい病気」から、
RSウイルス感染症などの呼吸器の病気についてご紹介します!
RSウイルス感染症とは!
ほとんどの子供が2歳までに感染し、乳幼児の呼吸系疾患の代表とも言われています!
風邪の一種ですが、非常に感染力が強く、冬に流行します!
症状は、鼻水・鼻づまりから始まり、2〜3日後には咳が現れます!
その後に熱が出て、咳もひどくなり、ヒューヒュー、ゼイゼイと気道が狭く苦しそうな呼吸になります!
また、初めてRSウイルスに感染すると約3割が細気管支炎を起こすと言われています。
空気の通り道の細いところがぎゅーっと狭くなり、
呼吸をする時に上手く空気の出入りができなくなってしまい、苦しくなってしまうのです。
生後6ヶ月未満の場合は入院が必要になる事も多いので注意しましょう!
RSウイルスの感染ルートは?
患者のくしゃみや咳による「飛沫感染」と患者やウイルスの付いたモノからの「接触感染」があり、
兄弟や姉妹がいる場合、上の子供が保育園や幼稚園などでウイルスを持って帰ってきてしまい、
下の子供が感染してしまうことが多いのです!
RSウイルス感染症の対処法・予防方法は?
子供が咳き込んで苦しそうな時には、頭を上げた姿勢で寝かせてあげること、
また、冷たい空気や乾いた空気は咳にはよくないため、室内の温度を若干高めにして、湿度も上げましょう!
RSウイルス感染症の予防法は、手洗い・アルコール消毒が効果的です!
日常的に使用するおもちゃやテーブルはこまめに消毒すると良いでしょう!
また、部屋の加湿をすることも大切なので、
加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして湿度を保つと良いでしょう!
呼吸器の病気は他にもある?
ヒューヒュー、ゼイゼイといった呼吸を引き起こす病気は、他にもあります!
秋から冬に流行する「マイコプラズマ肺炎」や
冬の終わりから春に流行する「ヒトメタニューモウイルス感染症」です!
上記2つの感染ルートは、RSウイルス感染症と同じく、飛沫感染と接触感染です!
そもそも冬に病気にかかりやすくなるのはどうして?
冬に病気にかかりやすいのは、病原体が冬の低温・低湿度の時に繁殖しやすいからです!
空気が乾燥するとウイルスの水分が蒸発して軽くなり、舞い上がります!
舞い上がったウイルスは体の中に入り込み、くしゃみや咳の飛沫によって遠くに飛んでいくため、
冬は感染が広がりやすいのです!
また、寒い時は免疫力や抵抗力が落ちると言われています!
鼻は本来、加湿・加温そしてウイルスを処理する役割を持っていますが、
冬は鼻の内部が乾き、ウイルスの防御機能が失われてしまうからなのです!
まとめ
RSウイルス感染症などの呼吸器の病気とは、
ヒューヒュー、ゼイゼイと気道が狭く苦しそうな呼吸になる事です!
RSウイルス感染症の予防法は、手洗い・アルコール消毒が効果的なので、
日常的に使用するおもちゃやテーブルはこまめに消毒する事、
部屋の加湿をすることも大切なので、加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして湿度を保ちましょう!
コメント