イヤイヤ期がひどい子の特徴を知っていますか?魔の2歳児を超えた3、4歳の子供はどんな感じなのか?またイヤイヤ期が長引いているときの対処法もご紹介していきたいと思います^^
3、4歳頃のイヤイヤ期。成長過程とは分かっているけれど、実際、限られた時間の中でイヤイヤされてすべてがストップ。ついイライラ、ガミガミしてしまいますよね。
うちの子、特別にイヤイヤが激しいのでは?そんな不安がある方もいるかもしれません。
私も長女の時に経験した初めてのイヤイヤ期には、戸惑ったものです。そんな我が子はすでに13歳。今や思春期ど真ん中!
3歳、4歳頃のイヤイヤ期(第一次反抗期)の次にやって来る反抗期(第二次反抗期)の年齢になりました。今となっては、3歳、4歳頃のイヤイヤが微笑ましく思える今日この頃です。
この記事では3歳、4歳頃のイヤイヤ期の特徴と、その対処法を取り上げてみたいと思います!
イヤイヤ期とは?
イヤイヤ期とはそもそも何のことか知っていますか?
臨床心理学の分野では、2歳前後から始まるイヤイヤ期を“第一次反抗期”と呼び、自我の芽生えの時期としています。いろんなことを自分でやりたい!でも、もっと甘えたい!そんな気持ちのはざまで葛藤している状態。
子供の成長過程においてとても大切な時期です。
しかしながら、親にとっては接し方に戸惑う時期でもありますよね!
イヤイヤ期がどのくらい続くのが一般的なのかというと、2歳前後から始まり、魔の2歳児でピークを迎え、3歳,4歳頃で落ち着いてきます。とは言え、個人差がかなり大きいのも事実。
親のイヤイヤ期の捉え方によっては、早く終わったり、5歳、6歳頃までイヤイヤ期の名残を感じたり、人それぞれのようです。
イヤイヤ期がひどい子の特徴は?
イヤイヤ期がひどい子の特徴を具体的にあげてみようと思います!
思い通りにいかないことがあると、家に居ても、外に出かけても、所かまわずワーワー泣き叫ぶ!そんな我が子に疲れ果ててしまう方もいるかもしれませんね。
代表的なのは、癇癪(かんしゃく)!
イヤイヤ期の子供は、いろいろな癇癪を起します。
例えば・・・
- スーパーのお菓子売り場で寝そべって泣きわめく
- 思い通りにいかず、周りの物を手あたり次第に投げつける
- 親や自分を叩いて暴れる
- キーキーと奇声を発する
などがあります。
また性別によっても特徴がありそうです。男の子は力が強いので、叩いたり、物を投げたり暴れん坊になってしまうことも。女の子は、「この洋服はイヤ!」「この髪型はキライ!」といったこだわりが出ることも。
性別によって、癇癪の種類やひどさに特徴があるようです。とは言っても、その子の個性によるところが大きいとも考えられています。
イヤイヤ期がひどい3歳・4歳はどんな感じ?
イヤイヤ期がひどい3歳,4歳頃の子供はどんな感じなのでしょうか?ここでは、“イヤイヤ期あるある” を種類ごとにご紹介していきます。
中には、そんなこともあるの?とイヤイヤ期未経験のパパ・ママにとってはびっくりしてしまう行動もあるかもしれません。イヤイヤが発生した時、どう子供に接すればいいの?対処方法も交えてご紹介していきますので、心構えも兼ねて読んでみて下さいね^^
お出かけの時、自分で靴下を履きたいけど上手くできなくて怒り始めた。時間もなくなるので、手伝おうとすると、玄関でひっくり返って大泣き。さて困った!
さりげなく手伝い、さも自分で出来たように見せかけ機嫌を直してもらいましょう。時間に余裕をもつことも大事!
その日に着る洋服が気に入らない!と怒りだし、着替えてくれない。
3つくらいのコーデを提案して、その中から好きな1コーデを選んでもらうようにします。自分で選んだ!という満足感から、すんなり着替えてくれるかも。
スーパー・道端・電車などどこでも構わず、寝そべって泣きわめく。自分の欲求が通るまでずーっと続くので、周りの目が気になる。
まずは、泣きわめく子供の気持ちに寄り添ってあげます。その後に、ダメな理由を子供の目を見てしっかりと伝えると良いですよ。
気に入らないことがあると、食べ物・おもちゃ・洋服など手当たり次第に投げつける。時には椅子や机も。大きさや重さに関係なく投げるので本当に危ない。
まずは子供が何に困っているのかを見極めましょう。物を投げる背景には何らかのメッセージがあると考えられています。原因を取り除いてあげることで気持ちが和らぎますよ。また、危険なものは予め撤去しておくことも大切です。
怒ると、ママや自分を叩いたり、壁に頭を打ち付けたり青あざができるほど。
自虐行為をする原因は、自分の気持ちを明確に伝えられない苛立ちがあると考えられています。子供の伝えたい気持ち・思いをくみ取って代弁してあげましょう。自虐行為をしたら抱きしめてあげる等して気持ちを落ち着かせてあげて下さいね。場合によっては、専門機関に相談してもよいかもしれません。
洋服を着るのもイヤ、歯磨きもイヤ、ご飯を食べるのもイヤ、保育園にも行きたがらない、ママから提案したものはすべてイヤ!
大好きなママに甘えたいのかも。「そっか~、嫌なのね」となだめましょう。子供の気持ちに寄り添って、安心させてあげると、やっぱりやる!となるかも。
イヤイヤ期がひどい3歳・4歳の対処法
前述した通り、イヤイヤ期は、子供の成長過程において必要なもの。逆に「うちの子、反抗なんてしないし、いい子なのよ」という方が心配!
イヤイヤ期に感情を抑え込まれてしまうと、大人になってからの副作用が出るもの。我が子にイヤイヤ期が来たら、「我が子も成長しているのね!」と前向きに捉えて対処したいですね。
イヤイヤ期の対処法は、基本的に子供の主張に心と耳を傾けて、何をしたいのか?何を伝えたいのか?子供の表情や仕草をじっくり観察することで、冷静に理解してあげることがとても大切になります。
また、急いでいる時や焦っている時は、ついイライラしてしまうもの。余裕を持ったスケジュールを立てることもイヤイヤ期の対策と言えるでしょう。
イヤイヤ期にうんざりして、つい怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。辛い時は、一人で抱え込まずに、周りの人や専門機関に相談してみると良いですよ!
まとめ
3歳,4歳頃に起こる子供のイヤイヤ期の特徴を具体的なエピソードを交えてご紹介しました!いかがでしたか?
イヤイヤ期がひどい子の代表的な特徴は「癇癪」を起こすことです!
3、4歳頃のイヤイヤ期は、性別によっても特徴があり、男の子は力が強いので叩いたり、物を投げたり暴れん坊になってしまうことも。女の子は、「この洋服はイヤ!」「この髪型はキライ!」といったこだわりが出ることも。
イヤイヤ期が長引いてしまっている時の対処法は、「子供の主張に心と耳を傾けて、表情や仕草をじっくり観察すること」です!
イヤイヤ期が発動して親が一番イライラしてしまう時は時間に余裕のない時です!
急いでいる時や焦っている時は、ついイライラしてしまうもの。余裕を持ったスケジュールを立てることもイヤイヤ期の対策と言えるでしょう。
どんなお子さまでも成長過程として通るイヤイヤ期。親側で余裕をもって対応できると良いですね。我が子の年齢が上がった時に、3歳,4歳頃を振り返ってみると、きっと大変だったイヤイヤ期も微笑ましく思えますよ。
イヤイヤ期真っ只中のママさん頑張って乗り越えていきましょう^^
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