小学3、4年生くらいの夏休みの自由研究って、どんなテーマをやればいいのかなあ?
自由研究に少し慣れた学年だから、得意な科目から選べば、進めやすいわよ!図工など準備が大変なものは、簡単なキットもあるから安心してね。
そうなんだ!キットは便利そう!でも、親はどれくらい手伝わなくちゃいけないの?
好きな科目なら、お子さんはどんどん進めてくれるはず。でも、少し手助けが必要な場面もあるから、上手くサポートしてあげてね!
小学生の夏休みの宿題の定番である自由研究。小学3、4年生にもなれば、自由研究に少し慣れてはいるものの、テーマ選びはママがする、なんて方もいるかもしれませんね。
でも、どんなテーマを選べばいいの?選び方は?そんな悩みがある方のために、今回は、小学生(3,4年生)が取り組みやすそうな自由研究をご紹介していきたいと思います!
また、図工など準備が大変な自由研究には、簡単なキットもご紹介しています。ぜひ、お子さんの自由研究選びの参考にしてみて下さいね。
小学生(3,4年生)向け夏休みの自由研究とは?
小学生(3,4年生)と言えば、少しずつ社会への興味が生まれ始めている頃です。また、子供自身が、楽しい・楽しくないをはっきりと認識しており、楽しいことには驚くほどの集中力を見せてくれる学年です。
自由研究のテーマと言えば、理科や社会、図工などの科目が定番ですが、お子さんの好きな科目で何ができるか?を考えてテーマを選びをすることが大切です。
小学1、2年生の頃にやった自由研究より少しだけ発展させた内容で、お子さんの興味に沿って、好奇心が伸びるようなテーマを選べるといいですね。
お子さんの興味に沿ったテーマや、好きな科目であれば、お子さんがどんどん自分から研究を進めてくれるのではないでしょうか?
逆に、お子さんの興味をそそらないテーマだと、あからさまにやる気が湧かない・・、全く進まない・・・、なんてことになりかねません。
小学生(3,4年)向け夏休みの自由研究簡単キットや1日でできるもの!
自主性が少しずつ芽生え始める小学3、4年生。ついママが手伝いたくなる場面もあると思います。しかし、失敗しても粘り強く頑張れる子なら、ぜひ任せてみて下さい!手を出し過ぎると、やる気がなくなってしまうことも。
今後学年が上がると共に、自分の力だけでやり遂げられる基礎体力をつけることができますよ!
今回は、小学生(3,4年生)のお子さんが、取り組みやすそうなテーマを、【実験】・【観察】・【工作】・【調べ学習】に分けて20選!ご紹介しています。ぜひ、テーマ選びの参考にしてみて下さいね。
また、カッターやナイフなどちょっと危ないかな?と思われる道具も、小学生(3,4年生)のお子さんであれば、ほぼ使いこなせるでしょう。お子さんの「やってみたい!」という好奇心を大切にして下さいね。
実験
◆食塩の結晶を取り出そう!
平たいお皿に入れた食塩水を屋外に置いて、塩の結晶を取り出してみましょう!
日向と日陰の違いを調べてもいいですね。取り出した結晶を虫眼鏡で見たり、スケッチしてまとめれば立派な理科自由研究になりますよ。
塩の結晶の基本の形は、サイコロ状(正六面体)です。他にも、フレーク状や球状など成長する時の環境や、条件の違いによって、さまざまな形の結晶ができます。
夏休みは、海に出かける機会も多いですよね。海水をペットボトルに持ち帰り、海水で同じように実験を行えば、さまざまな形の結晶を見ることができますよ。
◆水に浮くもの、沈むものを調べてみよう!
お風呂やプールなど水の中で物が浮くのをなぜ?と疑問に思うお子さんも多いのではないでしょうか?
また、お手伝いのときに、洗うためにボールに入れた野菜や果物が浮いたり沈んだりするのを見て、「なんで?不思議だなー」と思う子もいるかもしれませんね。
野菜や果物を水の中に入れて、浮き沈みを比べてみましょう。なぜそうなるのか?を考えてみて下さいね。塩水などを使った展開実験もおすすめです。
◆キットを使って、染物をしよう!
綿の白いハンカチやTシャツなどの布を染めてみましょう。染める材料は、家にあるものであれば、カレー粉・紅茶・コーヒーなど。
布を染める前に糸や輪ゴムでしぼり染めにすれば、世界でたった1つしかないお子さんオリジナルの染物ができますよ。
染め物用の便利なキットもあります!
タイダイスターターキットは、材料がすべて揃っているので便利ですね。家族分のTシャツを染めれば、夏休み中のアウトドアのお出かけに、家族お揃いで着れますよ。いい思い出になりますね。
◆白い花をカラフルに変えよう!
カーネーションやバラなどの白い花の茎を、食紅を溶かした水につけてしばらく置いておくと白い花がほんのり色づきます!
白い花はどう変化する?色が変わった時間や日数なども記録しておきましょう。食紅をつける前と後の花びらを虫めがねで見て、気が付いたことをまとめるといいですよ。
◆キットを使って、色の科学実験セット
色の科学実験セットは、色に関する6種類の実験ができる実験セットです。色を混ぜ合わせて、いろんな色を作ってみましょう。
できあがる色は、濃淡を含めて1万通り!色を知れば絵を描くのが上手になりそうです。砂糖水を使えば、グラデーション(色の層)を作ることもできますよ。
観察
◆キットを使って、アリの巣を観察しよう!
空き瓶などを使って砂と共にアリを入れればできるアリの巣観察ですが、こんなキットもありますよ。
アリの巣飼育セットは、飼育するのに必要なものがすべて入っているので、すぐに飼育が始められるのがいいですね。また、砂でなく透明ジェルなので、アリの巣作りの様子がはっきり見えるのもおすすめのポイント。
まとめるときは、巣の様子を絵に描いたり、どこで捕まえたアリか?何アリか?図鑑で調べて書きましょう。どんな餌を好んで運んだかもじっくり観察しましょう。
◆身近な生き物の観察日記をつけよう!
夏休みは学校がない分、1日に何回か時間を決めての観察ができます。育てている生き物や、庭の植物などじっくり見るいい機会です。
朝・昼・夜など毎日決まった時間に、植物であれば、草丈や葉っぱの様子・咲いた花の数や形・種ができる様子などを、生き物であれば、餌を食べる量・寝ている時間・動きなどを細かく観察してみましょう。
ポイントは、いつでも同じ時間に、同じ条件で観察することです。
◆野菜の切れ端を育ててみよう!
ダイコン・ニンジン・ネギ・イモなど、色んな野菜の葉や芽が付いているところを水栽培してみましょう。
葉や茎が伸びてくるものがあります。葉や茎がどれだけ伸びたか?毎日記録してまとめましょう。形などスケッチしてもいいですね。植物の力について、感じたことを文章にまとめるといいですよ。
◆工場見学レポートを作ろう!
工場見学ができるところがあるのを知っていますか?ヤクルト・牛乳・醤油・ビールなどガイドブックやインターネットを調べると全国各地に見学できる工場がたくさんあります。
工場では、何をどんな風に作っているのか?人や機械がどのような作業をしているのか?見学して分かったことをまとめてみましょう。
夏休みのお出かけ先に工場があれば、立ち寄ってもいいですね。申し込みが必要なことがほとんどなので、事前に予約するのをお忘れなく。
日頃、私たちが飲食しているものがどうやって作られるのかを知るいい機会になりますよ。試食や試飲ができるところもあり楽しいですよ。
◆通学路の道路標識を調べよう!
普段何気なく歩いている通学路。どんな道路標識があるのか?意味は?お子さんが、気にしたことはありませんか?
通学路を実際に歩いてどんな道路標識があるのが探してみましょう。また、よく遊ぶ公園までの道を調べてもいいですね。特に歩行者のための標識をよく調べてみましょう。
子供だけで遊ぶことが多くなる小学3、4年生は、安全に対する意識が少し薄れる時期でもありますよ。この機会に、もう一度、安全を確認して意識を高めておけば、ママも安心ですね。
工作
◆キットを使って、夏の思い出フォトフレームを作ろう!
こちらのフォトフレーム四角は、絵の具で塗ったり、ビーズや貝殻、ボタンなど、さまざまな素材を使ってかざりつけが楽しめるフォトフレームです。
夏らしさ満点の海の貝殻を使ったフォトフレームが作れるキットで、色んな大きさ・形の貝殻が入っていてとても素敵ですね。爽やかな夏らしいオリジナルのフォトフレームを作ってみましょう。
夏休みの思い出の写真を入れて、自由研究として提出しましょう!
◆紙コップで風鈴を作ろう!
夏の風物詩である風鈴を手作りしましょう!紙コップやペットボトルなどを使って、100均などで集めたお気に入りの材料で簡単に作れますよ。暑い夏に自分で作った風鈴の音で涼しさを感じられれば最高ですね!
◆キットを使って、かわいいレジン簡単アクセサリーを作ろう!
かわいいアクセサリーストラップを作ってみましょう!UVレジンクラフトキットは、フレームにレジン液を流して、太陽光にあてるだけで簡単に作れるキットです。キラキラのカラフルなストラップは、かわいもの好きの小学3、4年生の女の子にぴったりですね。
◆キットを使って、遊べるオットットゲームを作ろう!
木製のゲームを自分で作ってみましょう。たくさんの材料が必要なゲーム作りもキットがあれば楽です。
こちらのオットットゲームは、玉を転がしたらゴールまでハラハラ・ドキドキとスリルが味わえます。自分で作ったゲームなら愛着が湧きそうです。
◆キットを使って、ビーズキットミニプッシュお菓子のおうちを作ろう
小学生(3,4年生)になると手芸にハマる女の子も多くいると思います。時間のある夏休みならじっくり手芸に取り組めますよ。人気のビーズ手芸で楽しく作品を作りましょう!
こちらのビーズキットミニプッシュお菓子のおうちは、プッシュボードの下絵にそってビーズやスパングルをピンでさしていくと、立体的でかわいい絵のできあがり。色彩感覚や集中力を高めることもできますよ。
調べ学習
◆世界の国旗を調べよう!
国旗を眺めていると、「なぜ、こんな国旗にしたの?」と不思議に思う国旗がありませんか?その国の人に尋ねてみたくなるような面白い形や色、由来をもった国旗が多く存在していますよ。
例えば、スイスの国旗は赤い十字模様で、病院や医療のマークに似ていると思いませんか?何か由来があるのでしょうか?色んな国の国旗を調べたり、絵を描いたりしてみましょう。
世界の国々に目を向けるいい機会にもなりますよ。
◆自治体のマークを調べよう!
都道府県や市町村には、それぞれシンボルとなるマークがあります。マークの形は、文字をデザインしたものだったり、地形や特産品をデザインしたものだったり、自治体によって様々です。
自分が住んでいる地域や旅行先の地域など、色んな地域のマークとその意味を、本やインターネットなどで調べてみましょう。役所に問い合わせてもいいですね。
◆リサイクルマークを調べよう!
お菓子の包みやペットボトルなどには、捨てるときに分けるためのマークがついています。主婦であれば当たり前のように知っているリサイクルマークも、お子さんは、意外にも知らないことがあります。
分けて捨てるとリサイクルしやすくなることや、どんなものにマークがついているかなどを調べてみましょう。
◆昔の暮らしを調べてみよう!
料理や洗濯、掃除などの家事や、家の中の電気製品などについて、昔はどんな風だったのか?調べてみましょう。
おじいさん・おばあさんに聞いてもいいですし、地域の郷土資料館などに出かければ、昔の道具が展示されていることもあります。
今と昔ではどんなことが違うか表にまとめてみましょう。分かったことや感じたことも書いてみて下さいね。
◆新型コロナウイルスは、手洗いに弱いの?
コロナ禍で手洗いするのが当たり前となった昨今ですが、どうして手洗いが感染予防になるのか?探ってみるのもいいですね。
どうして手洗いが予防になるのか?どうやって手洗いするといいか?などを調べて、手洗いについて分かったことをまとめてみましょう。
小学生(3,4年)向け夏休みの自由研究のまとめ方は?
小学生(3,4年生)の自由研究は、1、2年生のものに比べて、内容が少し発展しています。まとめに盛り込む内容も増えていますよね。
自由研究そのものは、お子さんだけでやったとしても、まとめる時には、考えの整理にママの手助けが必要かもしれません!上手にサポートしながら、お子さん自身にまとめてもらいましょう!
まとめ方は、コツさえ分かれば簡単です。以下の自由研究の書き方例の構成を参考に書いてもらいましょう!
自由研究のまとめ方例!
- 研究テーマ(題名)
- 選んだ理由
- 研究方法・手順
- 結果・分かったこと
- 研究をやった感想・今後どう活かすか
- 参考にした本
- お世話になった人や場所
このような構成にすると、分かりやすいまとめになりますよ。
どんなに自由研究がうまくいっても、見せ方ひとつで素晴らしい作品になったり、そうでなくなったりします。まとめは、研究以上に少し時間をかけて行うようにしましょう!
内容はもちろんですが、視覚的にも人目を引く仕上がりにすると、提出した時に、一目置かれること間違いなしです^^
また、どんな用紙にまとめるか?ノート・スケッチブック・市販の自由研究用のまとめキット、また、一目で研究内容が見やすいように、大きな模造紙にまとめるのもいいでしょう。
まとめ
夏休みに小学生(3,4年生)が取り組みやすい自由研究、また、簡単にできる工作キットなどをご紹介しました。お子さんが気に入りそうな自由研究テーマは見つかりましたか?
小学生(3,4年生)のお子さんは、好き・嫌い、また、得意・不得意など自分のことが段々と分かってくる時期です。好きなもの、得意なものであれば、驚く程の集中力を見せてくれる学年でもあります。
お子さんの興味に沿ったテーマを選ぶことで、自由研究の取り組み方が大きく変わりますよ。お子さんの好きな科目で何かできるか?を考えて、テーマ選びをしてみて下さいね。夏休みの自由研究をすることで、お子さんの好奇心を伸ばしてあげましょう!
夏休み明けの学校で、お子さんが自信を持って発表する姿を想像すれば、たくさんある中から自由研究を選ぶのがきっと楽しくなりますよ^^
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